浜名湖遊覧船
知床観光船の海難事故は、日頃から運航の安全管理に対する怠惰な姿勢が明るみになりました。まずもって、被害に遭われた皆様に心からお悔やみ申し上げます。

浜名湖遊覧船には、事故を受けて、何社ものマスコミから浜名湖遊覧船と私に取材依頼がありました。今回は静岡新聞がGW初日に観光客の反応と運営者の対応が主旨だったようです。
「安全運航」関心高く 県内遊覧船業者 対策説明強化 - 2022.4.30(土)静岡新聞
  • ゴールデンウイーク(GW)初日の29日、静岡県内の遊覧船乗り場にも各地から観光客が訪れた。北海道・知床半島沖の観光船遭難事故で、船舶の安全に対する乗船客の関心は高い。事業者は対策を積極的にPRするなど、安心感を与える取り組みを強化している。 
  • 浜松市西区の舘山寺温泉周辺の浜名湖を巡る「浜名湖遊覧船」。午前10時すぎ、行楽客が乗り場を次々と訪れた。家族で湖上からの眺めを楽しんだ長泉町の会社員大塚慎一郎さん(50)は「(知床の事故が)頭をよぎりはしたが、子どもも喜んでいたので良かった」と話した。 
  • 運営会社の小野晃司社長によると、同遊覧船は決まった航路を運航するため座礁の危険はない。船体は毎日点検し、1日3回の定点観測で天候や波の高さが基準を超えれば運航を中止するという。知床の事故後は、ホームページへの各種安全対策の掲載も始めた。船内の格納庫に入れていた救命胴衣は、乗船客の見える場所に置くように改めた。 
  • 小野社長は「お客様の命を預かっているので安全確保は絶対条件。安心して利用していただけるように引き続き気を引き締めたい」と言葉に力を込めた。
実際の記事も掲載させていただきます。

安全管理

こうした事故が起こると、次は同業者への監査がはじまります。その次は規制強化でしょうか。
観光船事業、国が罰則強化を検討、知床事故うけ、再発防止の対策急ぐ - 2022.4.30 朝日新聞
  • 国土交通省は、安全管理に問題がある観光船の運航会社は事業を継続できないように、ルールの厳格化と罰則強化の検討に入った。政府関係者が明らかにした。今回の被害の大きさを重視し、再発防止のための対策を急ぐ構えだ。
  • 観光船やレストラン船などを運航する「旅客不定期航路事業者」は、全国で560(2021年3月時点)にのぼる。国交省の事業許可が必要だが、安全確保に必要な具体的な基準の設定や、不適格な事業者を早期に見つける仕組みについて「ルールに甘さがあったのでは」との声が省内ででている。
今回は事故を引き起こした原因が「安全管理規程を遵守しなかったこと」と「不定期航路による運航経路の逸脱があったこと」と「環境に適合した旅客船とはいえないこと」に尽きます。もし座礁が防げない状況を招いてしまったとしても、緊急避難が適切であれば尊い人命が救われたかも知れません、、、心が痛みます。

かつて国土交通省の方の言葉(訓示)を忘れません。
安全というのは、海には適さない。そして人間は事故を起こすもの。だから、具体的リスクにどう合理的に対処できるかどうか。管理責任を果たしていないと事象は問題視される。
改めて、浜名湖遊覧船は「一般旅客定期航路事業者」として「定期便」を「安全最優先」で運航します。そして「事故はゼロを目指しても必ず起こり得る」として常に気を引き締めて行動します。

よろしくお願いします。