浜名湖ダイニング空海
舘山寺サゴーロイヤルホテル「浜名湖ダイニング空海」が観光経済新聞【竹内美樹の口福のおすそわけ】で紹介されました。


観光経済新聞


全文は下記リンクでウェブに掲載されています。


ありがとうございます。お読みいただければ幸いです。

  • 温泉に入りながら浜名湖を一望できる「舘山寺サゴーロイヤルホテル」に、同じく食事をしながら景色を楽しめるビュッフェレストラン「浜名湖ダイニング空海」がオープンした。
  • 同館だけでなく、複数の宿泊施設や飲食店を経営するサゴーエンタプライズと、不動産賃貸・ビル管理会社や浜名湖遊覧船など関連会社を含むサゴーグループ率いる総帥、小野晃司社長。浜名湖から遊覧船が消えそうになった時、地元の観光資源を絶やしてはいけないと事業継承した、気概のある経営者だ。
  • 同氏からレストランの改装を伺っていた筆者、早速訪ねてみた。隣接する舘山寺を開創した空海の名を冠したこのレストラン。入り口などの装飾に、「組子」が使用されていた。細く引き割った木で、くぎを使わずに文様を組み上げる日本の伝統工芸だ。「木は檜(ひのき)、花は桜木、人は武士」と言われ、最上級とされる檜を使ったそうだ。小野社長の思い入れの強さが分かる。
  • 178席34テーブル全てに無煙ロースターを完備。ビュッフェの他に海鮮グリルも楽しめる。「海鮮プレート」が運ばれると、わぁ!と声を上げてしまった。見たこともない大きなアサリに帆立、サザエ、車エビ、イカや金目鯛(だい)の一夜干しなど、海の幸が豪華に盛り付けられ、1人前1500円というのだから、ムチャクチャお得感がある。
  • 焼いている間にビュッフェに出陣。ウニのゼリー寄せやイカ明太子、生ハムモッツァレラなど、目移りしそうなほどツマミ系がたくさんそろっている。遠州灘天然鱧(はも)の切り落としや浜松餃子(ぎょうざ)など、ご当地ならではの食材や料理のコーナーも。お造りなども小皿に盛られ、一口サイズで食べやすいのがうれしい。一方、大皿で供されるエビチリやドリアといったビュッフェの定番料理もあり、ビーフカレーだけでなくタイカレーまで用意され、圧倒的な品数を誇る。
  • 驚いたのは、ウナギの蒲焼きまで食べ放題になっていたこと。原価が合わないのでは?との筆者の質問に、首を横に振る小野社長は、仕入れの達人だ。恐れ入った。
  • アレコレ選んで席に戻ったころには、グリルに載った食材がちょうど良いあんばいに。香ばしい匂いはするが、煙は立っていない。優れモノのロースターである。1品ずつ焼き加減が解説された表があるので、初めてでも安心。書いてある通り、ぐつぐつと煮えてきた帆立にバターとしょうゆを入れ、身をひっくり返してひと煮立ちしたところを、フーフー言いながら口に運べば、磯の香りとうま味と甘味が一気に押し寄せる。
  • コンセプトは「楽しい、おいしい、また来たい」だそう。おいしいだけでなく、たくさんの料理から選び、自分で魚介類を焼く楽しみに、浜名湖の美しい景色が加わり、同館の目指す「食の感動体験」は見事に成功していると言えよう。「また来たい」と思われることウケアイだ。愛する浜名湖で、いかにお客さまを満足させるかを常に考える小野社長。今後の活躍が楽しみだ。
  • ※宿泊料飲施設ジャーナリスト。数多くの取材経験を生かし、旅館・ホテル、レストランのプロデュースやメニュー開発、ホスピタリティ研修なども手掛ける。

以上です。


浜名湖ダイニング空海


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