B8E28B8E-9C18-4043-9969-892D33BC8B5F
2011年7月4日(月)10:30に「はままつ・東北交流館」が浜松モールプラザサゴーサゴーの地階にオープンしました。

110704-01

ここは東日本大震災復興支援を行う拠点として、被災者同士や浜松市民と浜松に避難してきている方たちが交流するサロンや被災地である岩手県・宮城県・福島県の物産を販売する場です。

110704-02
  • 復興支援へ浜松に交流拠点開所 スタッフに被災者7人採用(静岡新聞 2011/07/05)
    浜松市に避難している東日本大震災の被災者同士の交流や、市民による支援活動の拠点となる施設「はままつ・東北交流館」が4日、同市中心街の浜松モールプラザサゴー(中区千歳町)にオープンした。市の緊急雇用対策を兼ねた被災地の復興支援事業の一環で、運営スタッフ9人のうち7人が被災者。現地とのコーディネート役として採用された岩手県陸前高田市在住の高橋舞子さん(25)も駆けつけ「地元のために役立ちたい」と意気込みを語った。交流館には福島県から浜松市に避難している4人が在駐し、市内に約150人いる被災者の交流の橋渡しや、東北地方の特産品の販売を行う。残りの3人は高橋さんら岩手県在住者で、現地で支援ニーズを調査したり、浜松へ来て支援活動を希望する市民と調整を図ったりする。津波で自宅を流され、仮設住宅で両親と暮らす高橋さんは現地のハローワークで交流館の求人に申し込んだ。津波で妹や祖父を亡くしたが「ボランティアの人たちに支えられて暮らすうち、地元のために何かしたいという思いがこみ上げてきた」と高橋さん。「被災地の現状を伝えられるのは私のような被災地に残る被災者だけ」と意欲を見せる。交流館の開館は午前10時半〜午後7時。第3水曜休館。市の委託を受けたNPO法人地域づくりサポートネットが運営する。問い合わせは同館<電・ファクス053(458)3465>へ。
 110704-03
  • 東北交流館で元気売ります 浜松に絆プロジェクトが拠点施設をオープン 被災者雇用、東北名産品ずらり(中日新聞 2011/07/05)
    東日本大震災復興に向けた浜松市民協働支援事業「はままつ絆プロジェクト」が4日に本格始動し、拠点施設として浜松市で暮らす被災者や地元市民らが集い、東北名産品などを一般に販売するサロン「はままつ・東北交流館」が同市中区千歳町の浜松モールプラザサゴー地下1階にオープンした。福島県から浜松に避難中の4人のほか、浜松市民2人が雇用されてスタッフとして常駐する。 (飯田時生)プロジェクトは、浜松市が復興支援の緊急雇用対策に位置付け、静岡県西部のNPO法人地域づくりサポートネットが委託されて展開する。交流館のほかに、浜松市と友好関係にある岩手県大船渡市周辺で被災者3人を「現地コーディネータースタッフ」として雇った。現地のニーズをまとめて橋渡ししてもらい、浜松市からの物資支援やイベント開催などにつなげる。交流館オープン式には現地コーディネーターを含めスタッフが勢ぞろい。館内には福島の喜多方ラーメンや岩手のせんべい汁、宮城の牛タンラーメンといった名産品が並び、茶飲み話ができるテーブル席が設けられた。福島県双葉町から避難中で館長を務める佐藤大さん(32)は「初日はいくつかの避難家族が訪れ、『ここは立ち寄りやすい』と喜んでくれました。浜松の生活を快適にするいろんな情報提供をしたい」と意欲を示した。岩手県陸前高田市で大震災に遭って祖父と妹を失い、仮設住宅に暮らす現地コーディネータースタッフの高橋舞子さん(25)は「被災地からもアイデアを出し、浜松の皆さんと連絡を取り合いながら、一緒に元気を発信するイベントをやってみたい」と笑顔で話した。はままつ・東北交流館は12月17日までの予定。開館時間は午前10時半〜午後7時。第3水曜が休み。問い合わせは同館=電053(458)3465。
110704-11

今回注目されているのは、この交流館が、浜松市内にいる約150人の被災者が孤独にならないための交流サロン機能として役割を果たし、物販を行うことで雇用を発生させ、浜松市民が購入することが支援につながるという事業スキームということです。

110704-04

こうして「はままつ絆プロジェクト」の本格始動となり、開店30分前のオープニングで挨拶しているのが、委託された「NPO法人地域づくりサポートネット」の山内代表理事です。

110704-05

私もサゴーグループの代表として祝辞を述べさせていただきました。

110704-06

スタッフとして常駐する予定の、福島県から浜松に避難中の4人と浜松市民2名が自己紹介をマスコミに対して行いました。

110704-07

110704-08

110704-09

110704-10

こうして店内には宮城県、福島県、岩手県の特産、名産の品々が販売されています。

110704-12

スタッフは故郷の復興を願いつつ、この浜松市で真剣に生きていこうとしています。

110704-13

浜松市内に避難している被災者のみなさんは、ぜひ「はままつ・東北交流館」に足を運んでいただき、憩いの場として、時間を共有しましょう!

そして、浜松市民のみなさんも、スタッフと会話をしたりすることが、心の支援として大きな役割を果たすことを実感できるはずです。

営業は12月17日(土)までです。どうぞよろしくお願いします。