小野晃司

ちょっと話したことがタイトルになる…さすがマスコミです(笑)

上の写真は2009年10月21日(水)の日本経済新聞に掲載された浜名湖遊覧船に関する記事ですが、タイトルが「水陸両用バスの夢」となっています…

課題も多いが「水陸両用バスを整備して水上から乗り換えなく舘山寺温泉のホテルや観光地を巡れば」との夢を描く

これは決して「夢」とかいう大げさな話ではなく、国土交通省の関係部署にご挨拶に行った時に「水陸両用バス」は浜名湖に適しているのではないか、という話が出たということ。

そして、今後は地域の有志で研究会または協議会を発足させたい、という程度に「ぼそっ」と話した言質によるものです。

浜名湖にはこうした「仕掛け」が必要なのではないか、という地域活性化のための具体策の提案でもありました。

さすが日経新聞ですと、読んでいる方が多いのか、いろんな方から話をいただきます。

ただ、自分としては…

やる気があるのと、やれるのとは大きな隔たりがあるので、誤解されないように、ブログでコメントしておきます(笑)

実はこの「水陸両用バス」というのは、すでに実用段階になっている新しい観光バスのあり方で、官民のバランスの良い動き次第ではすぐにできるものです。

しかも、2年前の大きな輸入車から、最近ではコンパクトな国産車に導入されている事例もあり、導入コストも変わってきていますし、日本水陸観光株式会社という本格的な組織があります。

浜名湖は波も少ないので、陸地と水面のスロープを確保できれば実現は可能だと信じています。

なぜ浜名湖で水陸両用かと言いますと、浜松市にはバス、鉄道、タクシーなど交通手段がありますが、2次交通としてのインフラが進んでいないからです。

例えば天竜浜名湖鉄道と浜名湖遊覧船の港で一番近いのは寸座港で800mもありますが、浜名湖から寸座駅前まで運送できれば、舘山寺のお客様は車がなくても竜ケ岩洞や奥山方広寺に行くことができます。

またJR鷲津駅と天浜線は繋がっていませんし、遊覧船も今は航路をとっていませんが、つながればJRから浜名湖を横断して舘山寺に来ることができます。

舘山寺温泉街ではフラワー号という無料循環バスを走らせていますが、もし水陸両用バスが可能になれば、各ホテルや旅館の前までお客様を迎えに行くことができますし、奥浜名湖の宿泊施設との連携で遊園地パルパルや浜松市動物園やフラワーパークまで簡単にアクセスすることが可能になります。

浜名湖遊覧船のような単体の企業での事業ではなく、NPOのような組織で運営していくのが望ましいでしょう。

まずは、実現までの事業スキームを、浜名湖という資源を水陸両面から活用できる方法の研究をしながら固めたいと思っています。

という意味の記事でした。 一緒にやりませんか(^^♪