写真は昨年開催された舘山寺門前通り工事説明会で私が挨拶をしているものです。
舘山寺温泉街まちづくり協議会が発足してから、早いもので4年目に突入します(コアメンバーでの運営調整会議は昨日で「第30回」でした)。
さて「観光まちづくり」という言葉があります…
まちづくり(地域振興)がないと観光戦略(観光振興)のための商品づくり(戦略素材)の幅がなくなる
という双方向の振興コンセプト(フレームワーク)が不可欠な時代だということです。
そして…
住む人が誇りを持って「まちづくり」に取り組み、訪れる人が「こんな街に住んでみたい」と思わせる町並みをつくる
というビジョン追求もあります。
最近はビジネスでも同じように思うことがあります…
地域に来てもらわなければ「良い」「悪い」の評価も生まれない
プロモーション(PR)のスキルを上げなければ、時間もお金もたちまち無駄になるという事実です。
これはチラシ1枚でも「1秒見てもらえるインパクト」を考え(キャッチコピーや写真)、舘山寺温泉で1日を過ごすとしたら、どういう時間の過ごし方(そぞろ歩き)をするんだろう、という「空想を起こすドライバー」が何かを見極めることで左右されます。
地域で開催されるイベントも、行こうと思ってもらう「動機づけ」であり、来てもらうことで「その土地の良さ」が伝わるわけです。
たとえば季節ごとのイベントカレンダーは以下の感じでしょうか…
【春】 卒業、入学、入社、桜、GW、ホワイトデー
【夏】 梅雨、ボーナス、七夕、夏休み、レジャー
【秋】 スポーツ、芸術、紅葉、収穫、ハロウィン
【冬】 クリスマス、年末年始、成人式、バレンタイン
そのイベントの対象(ターゲット)が誰で、いつ頃に、どのようなメッセージで、どうやって伝えるのがいいのか、つまり「最大化」を図る「スキーム」がなければ、目標とする成果を上げることはできないということです。
会長を仰せつかった中で「毎回、必ず前進」を心に決めて、懸案事項をいつまでも協議し続けてきましたが、(避けては通れない)いくつかの難点を、地域の総力でクリアしてきたように感じます。
平成21年度は「景観形成計画」策定に向けたスキームを実践していく、舘山寺温泉街にとって重要な年となりそうですが、地域振興は「舘山寺温泉街まちづくり協議会」で、観光振興は「浜名湖えんため」で、バランス良く駆け抜けます!
浜名湖観光圏による活性化策や地域型旅行商品を扱う浜名湖ツアーセンター設立など不況ではありますが、楽しみがたくさんです☆
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