サゴーグループ社内報

サゴーグループでは、社員同士が横断的なコミュケーションが図れるように社内報を年数回発行しています。社内報編集委員会の発想で、記念すべき第100号となる2017年8月号から、インタビュー形式の新しい連載企画が盛り込まれましたので、興味ある方はお読みください。


INTERVIEW -第1回-
サゴーエンタプライズ株式会社 代表取締役社長 小野晃司
サゴーグループの人物にスポットをあて、インタビューを通して知っているようで知らない素顔に迫る新企画です。記念すべき第1回は小野晃司社長です。
 



◆若い頃の思い出や経験談を教えて下さい。
  • 学生時代は陸上競技の選手としての生活が全てでした。種目は走高跳ですが、小学生から大学卒業までずっと日本一で、全国優勝も数多くしています。特に高校時代の2M20は現在でも東海高校記録として残っています。大学時代には日本選手権で2位になりましたが卒業と同時に引退。当時はオリンピック強化選手だったので心残りはありますが、一念発起して、アメリカの大学院に留学して経営学修士号MBAを取得して帰国しました。


◆陸上生活はどのようなものだったのですか。
  • 小学校ではサッカー部でしたが、有志で集まった陸上チームで走高跳に出場したら大会新記録の1M50で優勝したことが始まりです。その後の学生生活は陸上しかありませんが、振り返ると記録よりも競技に取り組む姿勢を学べました。まず「いいな」と思うことは素直にすぐ実行。負けず嫌いな性格からか、継続を徹底しました。例えば、節制となるとカップラーメンなどは絶対に食べず、食べたのは引退してからです。


◆留学を決意したきっかけは何だったのですか。
  • 当時の日本はバブル経済が崩壊し始めていた状態で、米語という語学より海外の経営手法、特にマーケティングと企業会計を学ぶべきだとの判断と、陸上と同じ気持ちで真剣に勉強したらどうなるか自分を試したい決意で留学しました。当時の日本では「アメリカでまだ学ぶことはあるのか」と過信している人もたくさんいましたが、未来を創造するために現状を打破できる知見を海外で得たいと思っていました。


◆影響を受けた方はいらっしゃいますか。
  • 高校時代の陸上部顧問です。全日本中学で全国優勝したのちに、全国高校総体(インターハイ)は2年と3年で全国2位になり優勝できませんでした。高校3年間の試合がすべて終わった時に、先生から「日本一の山は知っているだろうが、二番目は知っているか」と聞かれてハッとした自分を現在でも忘れられません。これが大学進学後も真剣に競技を続ける意欲につながり、大学2年の全日本学生選手権(インカレ)で優勝。最後まであきらめない粘り強さと、そこから得られる結果の重さを体験から教えてくれました。誰もが同じように目指して努力しても達成できるとは限らないのが人生ですが、誰でも高い志を持ち続けて目指さない限りは達成できません。


◆休日はどのように過ごしているのですか。
  • 休みは少ないのが現実ですが、ミニチュアダックスフンドを飼っているので、一緒に散歩することが気分転換になります。休日は欲しいと思わないタイプ、かといって四六時中会社にいるような仕事人間でもない。集中できなくなると仕事につながる休み、街をぷらぷらしてお店とかをみて散策します。


◆健康でいるために気を付けていることはありますか。
  • できるだけ歩くことです。仕事でもできるだけ車を使わないで歩いて移動します。出張時も行きは遅刻しないように公共交通機関を使いますが、帰りは許される時間内であればスマホ片手に地図を見ながら目的地の駅まで歩きます。運動という意味だけでなく、その土地の雰囲気や景色を楽しんだり、気になる店があると立ち寄ったり写真を撮ったりして、「なんで自分が気になったのか」を考えながら歩きます。新しいお店や流行っているところに出かけることで、消費者の立場になり、仕事に活かせる。それが気分転換にもつながります。従業員に負けない感性を養う意識もあります。休みの日は家族で外食。家族にも会社の現場を理解してもらいたいと浪漫舘やマリポーサにも顔をだします。家ではお酒は飲まず、睡眠は6時間ほど。


◆どのような本を読まれるのですか。また、こだわっていることはありませんか。
  • 基本的に本はあまり読みません。自分より詳しい人と話して情報を得ます。その内容により相手は変わりますが、人間関係を良好に保つ意識と広い視野を持てます。いつ聞いても親身になって聞ける、聞いてもらえる人間関係を築くことが大事。基本的に複雑なことを簡単にしようと工夫する「シンプリスト」です。おすすめは「ひとり旅」で、自分を取り戻す時間になるはずです。


◆今後、会社として目指すもの、社員にどのようになってほしいか、また期待している点はありますか。
  • 社員の皆さんには感謝の気持ちしかありません。サゴーグループは前進しています。経営は下りのエスカレーターを社員が一緒に上るようなもので、誰かが立ち止まったら下がっていきます。現状以上を目指して絶えず努力しないと現状維持すらできないのです。これは「自らの変化こそ社業を永続的に発展させる最大の原動力である」ことを意味します。ちょっと無理して、頑張ってみて、継続して、やがて簡単にできるように私たち全員がなりましょう。その繰り返しで「あっという間に今日が終わった、あっという間に一年が過ぎた、あっという間に10年が過ぎ、いつの間にか定年でした」と従業員には最後に感謝してもらえる会社にしたいと思います。社員の人生と共に歩むつもりです。そのためには、社員の皆さんが信頼し合う雰囲気を持つ職場づくりを心がけることを期待します。

◆この度はお忙しい中、お時間を頂きありがとうございました。
今回社内報の一環としてこのようなインタビューを設けさせていただきましたが、社長と直接お話しする機会が無いわたしたちにとっては、とても良い経験となりました。特に学生時代のご活躍は初めてお聞きし印象に残りました。留学を決意した際、「陸上と同じ気持ちで留学したらどうなるか試したい」という気持ちがあったとおっしゃっていて、その行動力と前向きさにとても驚かされました。また、今後の会社についても「世の中の変化に沿って自分も変わらないといけない」というお言葉を頂き、新しいことに常に挑戦することの必要さを改めて考えるきっかけとなりました。(社内報編集委員)



以上です。

いつも会社のことばかりで自分のことを語る機会がなく、社内でも私が体育会系の人間であることは知らなかったようです。そういう意味では、私のプライベートは社外の人の方が詳しかったりするのですね。私なりに「なんでもいいから自分なりに一番になろうと努力を継続すること」の大切さを、サゴーグループの代表として証明したいと決意を新たにした次第です。ありがとうございました。