巌邑堂

浜松商工会議所の会員向けの広報誌 NEWing のリレー掲載「食の愉しみ:浜松経済人いちおしの味」で「巌邑堂のどら焼き」を紹介させていただきました。




掲載の基準は「うまくて、そんなに高くないの2点」だけ。地元財界人が「通い慣れた店を思い入れたっぷりにご紹介」とのことです。


内容を書き起こしてみますので、興味ある方はお読みください。


◆巌邑堂のどら焼き - しっとり生地と粒あんのバランスが絶妙

 幼い頃、私が夢中になった和菓子「栗蒸しようかん」。母が台所で家族の分を切り分けるところをのぞき見ては、「そのままかぶりつきたい!」と思ったものでした。その憧れのお菓子が、巌邑堂さんのものだと知ったのは、ずいぶん後になってからのことです。
 そして、あの時の栗蒸しようかんの感動を超えて、私のお気に入りになったのがこの「どら焼き」です。まず気に入ったのが、「巌」の文字の入ったシンプルな包み。白くて薄い和紙のような手触りで、封を開けると黒糖と醤油の香りがふわりと漂います。一枚一枚手焼きされるというどら焼きの生地は、ふわふわ過ぎずしっとりとした食感。少しやわらかめに炊いたあんことのバランスが抜群なのです。やや小ぶりなので、ひと口ずつ大事に味わいます。
 和菓子の魅力は、見た目や香り、素材から四季の移ろいを感じられることです。今はさくら餅に草餅、間もなく柏餅がお目見えして、やがて夏みかんのゼリーがおいしい頃になります。そう考えただけで待ち遠しいですよね。
 巌邑堂の五代目を継ぐ内田弘守さんとは、青年部のつながりからのお付き合いです。「明治初年の創業から変わらない評価を得るために、常に変わり続ける」という彼の純粋で謙虚な姿勢に、経営者としていつも刺激を受けています。袖紫ヶ森の新店舗は外からガラス越しに和菓子職人さんの働く姿を見られる素敵なお店です。

NEWing 2017.4月号(vol.1817)


以上です。




新しくオープンしたばかりの「袖紫ヶ森店」に行けば、この「どら焼き」を買うことができますので、まだ食べたことがない方はご賞味くださいね。





なお、伝馬町の本店は現在営業しておりませんが、秋を目途に新築(木造建築)でオープンする予定です。

お楽しみに!