小役丸秀一
「身土不二」「地産地消」をまさに具現化しているわけですね…

全旅連青年部の出向者セミナーが福岡市内で開催され、研修会として「ぶどうの樹」を経営する小役丸秀一(グラノ24K)さんの講演を聞くことができました。

ぶどうの樹_スローリゾートぶどうの樹

とてもユーモア溢れる語り方で、パワーポイントや映像を上手に使った話から、そこまで行き着いた苦労といまだから語れる実績の自信を感じることができ、参加して良かったです。

ぶどうの樹

雑誌にも掲載される経営者ですが、実に気さくな方でもありました。

以下は、自分なりに感じたメモです。

●若い頃は、地元の「懲りない5人衆」と試行錯誤を繰り返した。何があっても地域の仲間は仲良くやろうよ。
●経営者だったら、自信を持って履歴書に書いてもらえる会社にしたい。
●親の農園経営でずっと苦労したが、農園の風や木漏れ日がこれからの時代には付加価値になるかも、と思ったのが始まり。
●立地が悪いだけに、時間をかけて来てくれたお客様に「ここでしか出せないもの」を体験してもらわなければ失礼だから、手作りにこだわってきた。
●夢を語り続けることができる会社にすることが夢(右手に夢、左手に現実)。
●毎日の売り上げがいくら残ったかではなく、何人に喜んでもらえたかを常に意識したい。
●ないものねだりではなく、あるもの探しに徹底する。

メニュー開発についても、「献立ありきから、材料ありきへ」という表現を使っているように、小役丸さんの考え方は、まさに生産者と消費者と一体感ある経営をしようということだと感じました。

最後に、お客様が求めるものは、どこにでもある田舎ではない、ここにしかない田舎だから、後継者であっても、1代ごとに創業者意識がないと続かない、という言葉で締めくくり、青年部メンバーへの熱いメッセージを送ってくれました。