obama

バラク・オバマ氏が力説した「Yes we can」という言葉は、いまのアメリカ国民に勇気を与え、「人種の壁」を乗り越え、国民自らが「変革」を求める強い意志の総意を表しています。

立候補者を振り返っても、女性初の大統領を目指したヒラリー・クリントンもそうであったし、今回選ばれたオバマも黒人初の大統領という意味で言えますが、多様性を選び抜いたアメリカの底力を感じます。

マーチン・ルーサー・キング牧師
がワシントン大行進で叫んだ「I have a Dream」は黒人への人種差別撤廃を求めた公民権運動の演説の一説ですが、すでに45年が経過しているそうですね。

 

おばま


この図を見ても、肌の色については、日本人では考えもつかない厳しい社会的現実を乗り越えてきた苦労があったことは事実でしょう【画像】。

今回の大統領選の特徴のひとつとして、草の根活動の象徴として「ネット献金」があるようです。学生や低所得者層が生活費を削ってお金を送金し、史上最高額になった事実も、いまのアメリカ国民の「変革」を求める強い民意だと言われています。

予備選挙から一年をかけて戦い抜くには、限られた瞬間で人々を魅了するスピーチの巧さも必要だが、90%意見が合わなくても10%歩み寄るチャンスがあれば、その可能性を導き出そうという「調整型のリーダーシップ」に他なりません。

以下はオバマ氏のアクセプタンス・スピーチですが、雰囲気や本人の声などは英語で聞きながらキャプションで追うのが参考になりそうです。

バラク・オバマ

ちなみにこの動画はこちらのサイトで知りました。偶然見つけたのですが、NYCに住んでいた頃を思い出す写真が満載なので紹介しますね。

ニューヨークの遊び方 : オバマさんの"Yes we can"スピーチ

さて、昨日のオバマ氏のスピーチでの言葉にも

この勝利だけでは、我々が求める変革とは言えず、変革を起こすチャンスにすぎない

とあります。

この先の道は長く、険しい上り坂だ。一年や一期の人気では、たどり着けないかもしれない。しかし、今夜ほど希望に満ちたことはない。約束しよう、私たちはやり遂げる。

なお、最近知りましたが、オバマ氏のスピーチライターは26歳でケネディ大統領の特別顧問だった方と関係があるようで、これまた驚きです。

オバマのスピーチライターは26歳 - NextReality


アメリカは金融危機など課題が山積しています。


バラク・オバマ

そんな状況の愛する国家をみんなで建て直そう、という熱意ある問いかけは、政治だけでなく、リーダーのあるべき姿として、私にも勇気を与えてくれました。