2008年02月28日
ネット戦略を考える 01
破綻したリゾート施設の再生請負人として有名な星野リゾート社長の星野佳路さんのWebデザインに対する考え方が日経マーケティングに掲載されていましたので紹介します。
その記事によると山代温泉「白銀屋(しろがねや)」の旅館サイトは2006年3月に表彰を受けるほどのデザインだったが、2006年11月に刷新。
その理由は、それまでのアクセスログ分析だけではなく、購買プロセスを考えたサイトを構築する、という決断だったようです。
「ネットで宿泊先を探す」という課題を出して、実際のモニターの行動を見ると、「じゃらん」や「ヤフートラベル」なdの旅行関連ポータルサイトで候補をリストアップし、続いて候補先の旅館サイトを行き来しながら絞り込んでいくパターンが目立った。
さらに、アイトラッキングという技術を使って、ネットで予約する人の目線の移動を調査したようです。
旅館サイトに求めている情報が食事・客室・風呂の3つに集中していることが分かった。
こうした温泉旅館サイト構築をする場合の改善ポイントを「ユーザビリティガイドライン」として10つのポイント(要旨)をまとめています。
◆全ページから宿泊予約のページにワンクリックでアクセスできる。
◆注目度の高い「食事」「客室」「風呂」のメニューが目立っている。
◆写真は抽象的なものでなく、被写体が明確になっている。
◆写真の近くに訴えかけたいフレーズ(言葉)がおかれている。
◆Flash動画などの再生待ち時間がストレスにならない。
◆アクセスマップが分かりやすく表示されている。
◆食事のページにメニューの写真が大きく載っている。
◆食事のページにお品書きが載っている。
◆客室のページに間取り図が大きめに載っている。
◆風呂の名称や写真が、狭い印象を与えていない。
これらをまとめると、「デザインの良し悪し以前に、ユーザーが期待する情報を提供」できているかがサイト構築に欠かせない軸であるということでしょう。
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