2008年02月04日

プレミアム戦略

■関連カテゴリ: おすすめ(本・言葉)

最近になって「プレミアム」という単語が付く商品やサービスが増えてきましたが、単に「本物志向」というイメージを持っていただくことで消費者が動く時代ではない、と思う方にお勧めの本です。

プレミアム戦略 (東洋経済新報社)

著者は遠藤功という方ですが、成熟消費社会に突入している日本において、消費行動に根本的な変化が起きているという前提で、「プレミアム」をキーワードに、日本の消費者社会と企業戦略の今後の在り方を考察しています。


◆最近の消費者は、自分が気に入った、本当に良いものにお金を費やす傾向が強い。こうした消費スタイルを「プレミアム消費」と呼ぶ。
◆プレミアムとは、プラスアルファの対価を支払ってでも入手したいと思わせる「プラスアルファの価値」のことである。
◆プラスアルファの価値は「機能的価値(レベルの違う上質感など本質的な価値)」と「情緒的価値(作り手に対する共感など感性に訴える価値)」の2つから成る。


プレミアムとは、裕福層だけを対象とした消費現象ではなく、これまでとは全く異なる価値観を持った消費者を捉え、拡大させる流れと言えそうですね。

本のタイトルにある「プレミアム戦略」ですが、3つ掲げています。
 �「たくさん売ろう」としない
 �「カスタマー」ではなく「ファン」を作る
 �「ストーリー・テリング」を大切にする

差別化戦略ではなく「プレミアム・ニッチ」という隙間を狙う集中戦略とのことですね。

プレミアム戦略 (東洋経済新報社)

本を読んでいると、重要なのは「自分たちが生み出す絶対価値がどんなものかをじっくり伝えること」であることが良く分かりますので是非お読みください。


☆記事についての感想をお待ちしてます☆
全文表示する( コメント4件 / TB0件 )|カテゴリ表示: おすすめ

▼この記事へのトラックバックURL▼

http://app.blog.livedoor.jp/ono3535/tb.cgi/50873985
■この記事へのコメント(ありがとうございます)■■■■■
面白そうなので買ってみます!
Posted by ラオウひろかず at 2008年02月04日 17:11
☆ラオウひろかずさん
これだけ価格が下落すると「プレミアム」発想で単価アップを図らないと会社も維持できません。消費者も高くても納得すれば買う時代ですから、それを戦略的にやれるかどうかの話ですね。ぜひ読んで見て感想を聞かせてくださいね〜!
Posted by ono3535 at 2008年02月05日 09:55
かなり気になりました!
早速読んでみたいと思います。
Posted by D at 2008年02月06日 01:16
☆Dさん
仕事も順調のようですね(^^)。これからは単に付加価値を付けるだけでなく、その付加価値をいかに付加価値と認識もらえるか(どうしたら納得して自社を選んでもらえるか)が鍵となりそうですね。頑張りましょう!
Posted by ono3535 at 2008年02月06日 09:17