昨年末に「ブランドのDNA〜ブランド戦略9つのウソとホント〜」という本が紹介されていたので読んでみました。

ブランドのDNA■おすすめブックス 「ブランドのDNA
 ブランド戦略9つのウソとホント
 著者:片平秀貴 /森摂
 出版社:日経BP社 /日経BP出版センター
 サイズ:単行本/246p
 発行年月:2005年10月
 楽天価格 1,575 円(税込)送料無料 クリック

ブランドづくりへの考え方(ブランド論)で9つの間違いを具体的なブランド名(ソニー、メルセデスベンツ、アップル、ハーレーダビッドソン、ルイ・ヴィトン、フォーシーズンズホテル、スターバックス、ハーゲンダッツ、パタゴニア、雪印など)を出しながら正す表現は読みやすく、結論は人材育成であると簡潔にまとめられている点が特徴です。

例えば、優れた商品、サービスだけが強いブランドの必須条件ではなく、卓越したストーリー、つまりヒットの裏側には「モノを売る前に、ライフスタイルを売る」という徹底した戦略があると言っています。

また、ブランドは顧客の頭の中に出来上がるイメージであって、企業がそれを「管理」することに無理があるとし、ブランドをつくる人を育てることができる企業となることが重要であるとしています。

この本では、顧客に感動を与え続ける組織には、共通する「考え方」や「仕組み」があると以下の通り書かれています。

 崋分たちは、誰をどう嬉しくさせるために仕事をしているのか」
  という基本的な哲学。
◆峺楜劼喜んでくれるのならば、ためらわずに行動に移る」
  という「筋肉」。 
「顧客の喜びこそ自分の喜びである」という利他の精神に根ざした
  サービス魂。 

この3点は言い換えると「ブランドづくり」の柱(ブランドDNA)であり、ブランド力のある企業は、経営者や時代が変わろうとも、揺らぐことなくこの3点を満たしているそうですね!

最後に、自分なりに、ブランドを持つ企業体を定義してみます。

「顧客第一主義」を軸として、ぶれることなく、時代に合わせて変化していくことができる組織(ブランド企業)は、全従業員が顧客から学ぶ力を持つだけでなく、「自分が顧客だったら嬉しいか」を常に問う利他の姿勢があり、顧客の一歩先を行く商品やサービスを提供する実行力を持っている。

ということになるのでしょうか (^^♪