2006年01月11日

バカ者、ヨソ者、若者が成功の条件

地域ブランドを育て、発展させていく条件について、ブランドの資産価値などを研究する学習院大学の青木幸弘(経済学部教授)のコメントが日経MJ(2006年1月4日)に掲載されていました。

とてもポイントが分かりやすいので、観光まちづくりをしている人は必読です。

まず「地域ブランドが注目を浴びている中で、地元で愛されている特産品や観光地など地域の特性が際立っていることが前提であっても、それだけではブランド品になるわけではない」とし、「ブランドとは集約された情報」を意味していると説明しています。


地元で愛されている特産品や観光地など地域の特性が際立っていることが前提となるが、それだけでブランド品になるわけではない。ブランドとは集約された情報を意味する。商品の場合、大都市など消費者向けの『送り出すブランド』であると同時に、その商品を現地で求めたくなるような、『招き入れるブランド』といった双方向的な魅力が必要とされる。典型的な京都などで、そこに住みたくなるような情報発信力が重要だ。

さらに、地域ブランドを成功させる鍵としてバカ者、ヨソ者、若者の『三つの者』としているところに注目したいと思います。

ビジョン、利害の調整、そして選択と集中だ。ただこれは自治体がもっとも苦手とすることだ。ブランドが成功するには『三つの者』の存在が鍵を握ると言われる。一心不乱に目的に邁進するバカ者、冷静に自己分析するヨソ者、後継者となるワカ者だ。とりわけ継承することが重要なので、人材育成に力を入れる必要がある。

この言葉を聞いた時に、稲葉大輔君が代表をしている「浜名湖えんため」が発足する時の発想に似ていて(「三つの者」が揃っている)、いま話題の「やらまいか」映画プロジェクト(フィルムコミッション)や「遠州灘天然とらふぐ」ブランド立ち上げなどの事業展開も大きな花を咲かせる種まきの社会運動(まさに仕掛け人)なんだと関心するばかりです。

稲葉君については改めて紹介したいと思いますが、とりあえず若旦那のえんため道中膝栗毛というブログがありますのでご覧ください。

最近は静岡新聞の夕刊に寄稿が連載されていますし、浜松市民で最もニュース性がある有能な30代だと思います(とても身近な存在ですが、すでに遠く雲の上の存在となってしまいましたね) m(__)m


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いつも困ったときには助け舟を用意してくれている大先輩がいる。浜松のブログ王小野晃司先輩。あんまり時事センスのない僕にとっては教科書のようなブログを、広くて深い見識から、たくさんのジャンルで多くの人に訴えている。先輩のブログで、持ち上げていただいた御礼に・
大先輩に敬意。【若旦那のえんため道中膝栗毛】at 2006年01月16日 01:02
■この記事へのコメント(ありがとうございます)■■■■■
再び、こんにちわ。いやあ、感動しきりです。20代の頃の社長は弟分みたいで、可愛いヤツだと思ってましたが、どうしてどうして、成長してるんだなあ!頼もしいなあ!かつての姐さん気分から、現在は母さん気分で誇らしくもなるような、社長の活躍ぶりだわっ!で、あんまりにも秀逸なこのブログ、無断でですが、昨晩の某駅前商店街のお勉強会で引用させていただきました。そうです!後継者が肝心です。社長のような後継者こそがジュエルです。私は、まさに「ヨソモノ・ワカモノ(?)・バカモノ」として、公務員に任期付で登用され、このまちで「お仕事」として、この役割を一身に引き受けているけど、本当に必要なのは、社長のようなパッショネートでコンストラクティブルなロコ後継者だと思います。このブログに集まる皆さんの郷土愛に、目頭が熱くなりますよ。
Posted by 優香理 at 2006年02月03日 09:26
☆優香理さん
そんな褒めても何も出ませんよ(笑)!とにかく活性化に「若者(後継者)」は大切な存在なのですが奇をてらうこともありますよね。その点「よそ者」が地域の人と信頼関係が生まれた時に変革の原動力になる可能性としては最も鍵を握ると思います。地元を離れて故郷に戻ると田舎に思えたりするものですが、実はそれが外から見た目で、時にして観光客から見える印象と同じわけです。中に入り込むと慣れてしまって気がつかないことが多かったり、親の世代がやったことを否定すると非難を浴びるために、そのまま放置している(形骸無実化した)ものがたくさんあるはずです。若者は「よそ者」の動き一つで盛り上がって追随してくるサポーターになるのではないでしょうか。
Posted by ono3535 at 2006年02月03日 20:12
過去記事へのコメント失礼します。
とても共感する内容でした。そして、
まさに、バカ者、ヨソ者、若者の『三つの者』の見本のような人が浜松に居ます!早速、メールさせていただきます。
Posted by yuu at 2006年02月14日 16:43
☆yuuさん
そうなんですか!またご紹介ください。記事をいただければこのブログで紹介させていただきますよ〜
Posted by ono3535 at 2006年02月16日 20:23
ono3535さん、お返事ありがとうございます。
記事のリンクをURL欄に記載しましたので、よろしくお願いします。また、メールも送らせていただきました。よろしくお願いします。
Posted by yuu at 2006年02月17日 12:02