050824ホテル体験以前、「面白いアイデア商品化」というタイトルでホテルが子供たちにホテルの仕事などを体験してもらうアイデアを商品化していることを紹介しました。

すると先日の静岡新聞で「気分はホテルマン」という記事を、もっと事例を増やして掲載されていました。子どもたちにはホテルマンの気分を客室準備やドア係などの体験から学んでもらい、ホテル側としては夏の稼働率アップの狙い(本音)もあるようです。

静岡新聞(2005年8月18日) 豪華な雰囲気と至れり尽くせりのサービスを満喫できるホテル。そんな華やかな舞台の裏側を子供たちに知ってもらい、客室の準備やドア係などの仕事を体験してもらう「子どもの一日ホテルマン」プランが人気を集めている。
 仕事に就かず学校にも通わない「ニート」が社会問題になる中で、「就業意識を高めるために役立てれば」と担当者は話す。都心のホテルでは、ビジネス客が減って稼働率が落ちる夏休みに家族客を呼び込もうとの狙いもある。
 東京ディズニーリゾートの目と鼻の先、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県浦安市)は、7月31日から8月4日まで、小学生のいる家族を対象にした宿泊プラン「夏休み体験ツアー」を募集。一年生から六年生まで約120人がホテルマンを体験した。
 従業員に引率されて館内の施設を見て回り、客室のベッドメーキングを手伝ったり、ドア係やベル係などの制服を着て仕事を体験。パティシエと一緒に飾り付けたケーキ教室は大人気という。
 「ホテルの仕事の大変さが分かった」「将来、ホテルの仕事をしてみたい」などの声が出ていた。
 同ホテルは、地元自治体などの要請で中学生の職業実習を受け入れてきたが、「好奇心旺盛な小学生にホテルの裏側を見てもらい、身近に感じてもらおう」と、2003年に一日限定の無料イベントとして企画。15人を募集したところ、全国から2500人以上の応募する人気となり、有料のプランに発展させた。料金は親子のツインルーム利用で、子どものツアー代を含めて一泊37,000円。
 ホテルオークラ東京(港区)も昨年から、夏の宿泊プランとして「夏休みホテル体験ツアー」を実施。今年は8月中の木曜日と金曜日の計8日間で、一日あたり10室をプランに充てた。一室2人宿泊で朝食、プール利用券つきで39,600円。「通常の料金に比べ割安な設定」という。
 都心のホテルはこの時期、家族向け宿泊プランで知恵を絞っており、「特徴のあるものを」と企画を練っていたところ、小学生の子どもを持つ社員が「夏休みの自由研究に役立つのでは」とアイデアを出し、ホテルマン体験が実現したという。
 「ホテルがどう運営されているか正しく理解してもらう」ため、普段は決して客に見せることのないボイラー室や貯水槽なども含め施設を案内する。
 ホテルオークラで好評なのは、約350平方メートルの最高級スイートルームの見学。一泊50万円で、国家元首クラスやハリウッドの大物スターも泊まる。部屋に入るなり子どもたちの歓声が絶えないという。
 最後はホテルマンの制服に着替えて記念撮影する。「大人になってホテルを使うときに、ぜひオークラを選んで欲しい」と期待する。

ちなみに舘山寺サゴーロイヤルホテルでは、この夏休みは「舘山探険ツアー」を行っています。保護者同伴は原則として認めず、子どもたちが自分の興味で自然を体験する無料企画ですが非常に好評となっています。