中日新聞と静岡新聞に2日連続で「打ち水」に関する記事が掲載されました。

以前から「打ち水大作戦」という一種の運動があったのは知っていましたが、パリで行われたことで、ちょっと調査をしてみました。

打ち水大作戦2005」というサイトがあります。

これにコンセプトからやり方まで丁寧に掲載されています。

そこには、『打ち水大作戦は、決められた時間にみんなでいっせいに水をまくことで、伝統的な「打ち水」の効果を科学的に検証しようとする、前代未聞、本邦初(もちろん世界初)の社会実験です』とあるように2003年夏に電力不足の心配と深刻化するヒートアイランド現象に対抗するため、みんなの手で「都会の気温を2℃下げよう」と呼びかけとともに打ち水大作戦のはじまりがあるようです。

また『打ち水大作戦は、真夏の気温を下げるという科学的な効果のほかに様々な効果あります。ひとつには気軽に楽しく参加できることで、多くの人の「環境問題に対する意識啓発」や、「ライフスタイル、伝統文化の見直し」の機会となっています。また参加するひとりひとりが自分の住むあるいは働く地域で参加することで、現代社会において疎遠になりがちなお隣さん同士の会話が生まれ、「コミュニティ再生」のきっかけともなっています。』と表現するように、日本古来の伝統や環境について地域で学ぶ機会を与えてくれる意味もあるようです。素晴らしいアイデアですね!

さらに打ち水大作戦は、水の二次利用を最も大事な基本原則とし、打ち水には、雨水やお風呂の残り湯、エアコンの室外機にたまった水などを使用することを呼びかけるなど「水道水はご法度」というルールがあります。

次回は「全国いっせい打ち水2」と題して2005年8月31日(水)正午に行われる予定だそうです。

ちょっと気になるのが…、Yahoo!大辞泉で「打(ち)水」を調べると「道や庭に水をまくこと。水撒(ま)き。また、その水。特に、夏の夕方などに涼をとるためにまく。」とあり、正午には向かないのでは!?

7月24日(日)に秋葉原で行われた打ち水イベント「うち水っ娘!大集合!」の紹介が「アキバBlog」に詳しく載っていますが、浴衣あり、コスプレありでイベント化している状況を見るとワクワクして自分の地域でもやってみたくなるのは私だけではないでしょう (^^ゞ

7月21日には東京都港区が「みなと打ち水大作戦」としてアニマル浜口親子が「打ち水は気合だ〜」などと言って盛り上げたとか p(^^)q

もうひとつ「打ち水音頭」も出来ていますね… (>_<)


■中日新聞(2005年8月18日) 「和の伝統 パリ冷やす」
050820打ち水 「都市の温暖化対策に日本古来の知恵を」−。パリの市役所前で17日、水問題をはじめ環境に関する啓発活動を行っている非政府組織(NGO)日本水フォーラムなどが伝統的な「打ち水」を披露した。
 炎天下、市役所前広場の一角では、飛び入りパリ市民や呼び掛けに応じた在留邦人ら約50人が参加、法被や浴衣を着てて手おけから歩道に水をまくパフォーマンスを行った。主催者側によると、この打ち水により3度の気温低下が計測された。
■静岡新聞(2005年8月19日) 温故知新で涼が来た
 電力を使わずに暑さをしのぎ地球温暖化も防ごうと、沼津フォーラム女性の会(寺内頼子代表)は18日、沼津市上土町の狩野川堤防で「ぬまづ打ち水大作戦」を行った。小学生から大人まで52人が熱気漂う地表に水を打ち、一時の”涼”を味わった。
 激しい日差しが照りつけ、午後1時半の地表の温度は35度。参加者は狩野川の水をバケツや洗面器、ペットボトルなどにくみ入れ、コンクリートの地面にまいた。10分後には気温が2度下がり、「急に涼しくなった」「風が冷たく感じる」などの声が上がった。
 同市立第三小1年の真野純一君は「電気を使わなくてもこんなに涼しくなるなんて。環境問題についてもこれから勉強したい」と驚いた様子だった。