浜松中央劇場が1968(昭和43)年開業以来、約40年の営業を今年の9月末で幕を下ろすことになりました。ザザのTOHOシネマズが出来てから苦戦はしている中で、駐車チケット持参で割引サービスをするなど、その努力を感じていただけに浜松の老舗がなくなる寂しさは隠しきれません (T_T)

2006年11月には浜北地区に進出するウォルマートがシネマコンプレックスを導入することが決定していますが、同じTOHOであることから、今度はザザの業績がさらに悪くなくと予測されます。それにしても映画館がない中心市街地になってしまったら政令市なんて恥ずかしくて言えないですね (^^ゞ

中日新聞(2005年8月16日) 約40年にわたって親しまれてきた浜松市田町の浜松中央劇場が9月末で閉館する。4ホール(計1146席)を備え、静岡県西部における複合館の先駆けだった。新鋭館に敗れての閉館に市民からは惜しむ声も上がっている。
 お盆休みの15日、話題の「宇宙戦争」や「亡国のイージス」など話題作がかかり、同劇場も久々ににぎわった。「鋼の錬金術師」を見に来ていた浜松市曳馬の名村衛さん(44)、直美さん(37)夫妻は「久しぶりに来た。以前はよく来ていたので、閉館は寂しいですね」と言う。
 中央劇場は協和(名和公平社長)が経営する。1968(昭和43)年に現在のビルで開館した。4ホールとパチンコ店を備える6階建てビルは、名和社長が同じく社長を務める中央興業の所有。単独館が主流だった当時、市内最大の映画館として映画ファンを集めた。最盛期の85年には年間約40万人の入場者を数えた。
 転機は5年前。南に約300メートルの立地(同市鍛冶町)に市内初の本格的なシネマ・コンプレックス(複合映画館、シネコン)が誕生。対抗策として大きな座席やよりよい音響設備の導入、駐車場料金の割引などを打ち出したが、設備の充実したシネコンに人は流れ続け、年間入場者は昨年、20年前の4分の1程度(11万7千人)にまで落ち込んだ。
 建物も老朽化した。耐震検査の結果、ビルは消防法および建築基準法における既存不適格建築物となっている。建て替えはハードルが高く、中央劇場が営業継続を断念した。「あと3、4年はいけると思ったのですが…」と協和関係者は唇をかむ。ビルを取り壊すかどうかも含めて今後の計画は決まっていない。
 中央劇場の手描き看板を4年前まで手掛けていた井上富雄さん(76)は「手描き看板がなくなったときにも自分の時代は終わったと思ったが…。時代ですね」と閉館を惜しんだ。

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