050714浅沼7月14日(木)の遠州ビジネス交流会では(株)浅沼技研の浅沼進社長の講演を聴くことができた。浅沼技研は国内で初めて3次元測定分野においてNVLAPという認定を取得した企業。この3次元測定器というのは「ものさし」の精度を測る「ものさし」で、これが正確であれば各国で製造される部品を組み合わせることができるためのものだそうです。

とてもエネルギッシュな語りで、創業時の苦労から現在に至るまで、経営者の立場としても分かりやすい面白い内容でした。

「人に優しくなる」ということは仕事を任せることにであり、任せるには信頼関係がないとできないということです。

そのためには自分の考えを部下に理解してもらうためにどうしたらいいかを真剣に考えるのが社長の仕事であるということです。

講演メモは以下の通りです。

メモ●会社の原点は結局のところ「人」。人のゆとりこそが利益を生む。厳しい経営環境の中で、ただ「働け」とムチ打つだけでは何も生まれない。
●「人に優しくなれ」ということが経営者としての信条。身内(社員)と信頼関係がなければ絶対に会社は大きくならない。経営者の仕事の60%は未来を創ることであり、その理解を社員から得られて初めて社長としての行動に意義が出る。
●仕事を任せるには、部下に自分の考えを説明する責任がある。逆に社長はどのように部下に説得すれば、納得してもらえて、任せることができるかを常に考えていかなければならない。
●現在あるものに自分の知恵と創意が加えられる、または現在よりも相手を喜ばすことができる付加価値を創出できなければ仕事をしているとはいえない。これは相手がいなければできないことであり、常に「自分は生かされている」という自覚を持って感謝。
●常に世界から見た日本、自分の会社を考える癖をつけるべき。
●会社は「生きもの」である。育て方で全然違うものになる。だからお金をかけずに時間をかけてやるべきものを目標とすべき。
●社長は自分の立場を演じきることが大切である。内心で何があっても外からは分からない「千両役者」でなければ安定しない。

講演を聴いて改めて「経営=人」が大切であり、また常にそれを実践できる経営者が会社を成長させると勉強させていただきました。